アウトプット for ME🍎

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飾らず、縛られず、嘘つかず、私の私による私のための舞台

【胸キュン×社会問題】映画・図書館戦争

 

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大好きなんだ~、図書館戦争

愛を綴る!!!!!!

 

STORY

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昭和の次が平成じゃなくて正化になった日本。メディアの自由がありすぎると社会に悪影響で青少年の犯罪率が上がるという考えのもと、メディア良化法が成立して、禁止ワードに少しでもひっかかる本が次々とメディア良化委員会(通称:良化隊)の検閲によって奪われていく。そこで本を守るために図書隊ができる。図書館の敷地内では武器の使用が合法化されて、本を取り上げたい良化隊 VS 本を守りたい図書隊のリアル戦闘がバチバチ起こる。その中で隊員の成長があったり、恋があったり、あるんだなー!そんな感じー!

 

実写されると原作ファンのイメージと離れて、うーん微妙っていうことが多いけど、史上最高(私調べ)のキャスティング。

笠原郁榮倉奈々)と堂上教官(岡田くん)。こんなにピッタリなことがありますか。

たまに垣間見えるラブ要素がもうあかんです。

胸キュンがギュンギュンです。

は身体スペックがメンズに負けず劣らずで無邪気で無鉄砲で、個人的にはこういう登場人物にはなんなん?笑ってイライラしちゃうことが多いんだけど、郁は好き。

むしろ好き。かっこいい。憧れを追う姿に憧れる。

ちっちゃくて不器用で強くて頼もしい堂上教官、いや岡田准一のリアルやん。

本当にかっこいい。かっこいいんだー。

小牧教官(今をときめく田中圭)はサブ的ポジションなんだけど、ま~あかっこいい!

手塚福士蒼汰)めっちゃ図書隊の制服似合うねんてな。

肩書き・経歴・プライドを気にするところ自分と通ずるな~と思う。

あと玄田隊長、図書隊のトップやのに突拍子もないことばっかするから大好き。

 

HISTORY

もともとは有川浩の小説(2006)

フリーター、家を買うとか植物図鑑の作家さん!

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実写は3つ!

どれが好きとかない3つとも好き、ぜんぶ最高傑作。

先週、一気見したのに次の日もっかい見た。好き。

①映画「図書館戦争」(2013)

郁×堂上教官がどこまでも最高。

いつも後ろで茶化してる小牧教官も最高。

王子様が王子様なんです。

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②ドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」(2015)

小牧教官と毬江ちゃんにフォーカスしたお話。

田中圭かっこいいすぎて震える。

いい感じに期待を裏切ってきて楽しい。

うほほほほ。

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③映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」(2015)

郁×堂上教官がもうどっかーーーーん!!!って感じ。

何が正義で、何が理想か。

初めて見たときはかっこいいかわいい最高!としか思わんだけど

今回見て検閲やら言論の自由あら世論やら、感じ取れるポイントが増えていた。

郁も堂上教官も手塚も柴咲も小牧教官も毬江ちゃんもどっかんかんです。

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本題

私が中学生のときに、友達に図書館戦争を薦められたことがある。

図書館×戦争ってどういうこと???

今この中学校の静寂の図書室に、火器を所持した迷彩服の人が攻めてくる感じ???

いや、え、どういうこと???

なんでわざわざ図書館で戦争すんの???

本燃えるやん???

ということで読書嫌いの私は特に惹かれず、読まなかった。

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ほんで実写されたときに映画を見た。映画なら、見れる。

政府が検閲をどんどん進めてしまって、本が全然読めんくなる世界のお話。

私自身本を読むことが好きではないから本読めんくても別に困らんけど~と思いながら、ただ胸キュンしに映画館行ったもんだ。

戦いとラブストーリーの二本軸だと思うんだけど、どちらも主役。

本当におもしろくて大興奮。

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そして21歳、再度一気見してみて思ったこと。

有川浩は天才。

私の心臓をぎゅんぎゅんさせることに関してもちろん天才なんだけど、

「図書館」「戦争」を掛け合わせようと思いますか?

思ったことありますか?

図書館って静かで温かくて人類の英知と歴史をぎゅっと詰め込んだ場所。

戦争って騒がしくて熱くてでも悲しくて誰もができれば避けて通りたいもの。

この正反対の2つを掛け合わせようと思った有川浩様、天才。

大拍手。

前に「アイディア 出す 方法」で調べたときに、全く関係ないワードを並べていってそこから新しいものをクリエイトするっていうの見た。

たとえば、うーん、税関と畳、とか。(本当に何でもいい)

「図書館」と「戦争」がもし並んで私の前に現れたとしても、きっとこんなストーリー思いつけない。

クリエイティビティ半端ないって。

中学生の私に言ってあげたい、「まあ読めって、絶対ハマるから!」

 

もう一つ思ったこと。

「なんでこんな世界、検閲が進んで本を読む自由がない世界に、なってしまったのか」に対して仁科司令(図書隊のトップ)は「世間が無関心だから」って言ってた。

検閲をどこまで緩くするかどこまで厳しくするかっていうのは、法律の話。

「それやりすぎでしょ」っていう法律も、世間が無関心だったら政治家は通せてしまうわけだ。

知らんうちにそういうルールができていって、変な人の思い通りの世界ができあがる、そういうことでしょう。(こわ)

現代日本は別に検閲厳しいと思わないし、十分本読めるし、でもな~んか、なんか、今を生きる私になにかがすごく通ずる気がした。

ああわかった。政治だ~~~~~。

今の政治だ。選挙率。

<まだ読むのやめんといてくださいお願いします閉じないで~!>

若者が政治に関心持たなければ選挙行かなければ、政治家は票集めるために選挙率の高いお年寄りに有利な政策をどんどん打ち出して、私らが知らんうちにお年寄りファーストな日本ができあがる、若者は後で嘆いても遅い、っていうの聞いたことありますか?

テレビとかいろんなとこで言われるよね~。

私は結構図星でギクッとする感覚です。

で、図書館戦争では本を守る図書隊たち自身も、「本を守るために戦うのってどうなの?お互い傷つけて血を流して、正義・・・なの?」って自問自答してる。

郁が悩んでるところめちゃくちゃ感情移入して心痛かったわぁ。

自分が正しいと信じてやってることが正しいのかどうか揺らぐって、つらいよな。

図書隊なったことないけど。

世間が「本を読む自由」に対して無関心だと、検閲だらけの世界が出来上がるように、

世間が「政治」に関して無関心だと、ちょうど私くらいの世代に不利な日本が出来上がるのかもしれない。

社会人なることに鬼のような年金払わんなんとかなってたらどうしよう。

困る。

胸キュンアクションムービーが私に教えてくれたことは、「政治に関心持たんとやばいんやぞ」な気がした。

帰国して「選挙めんどくさいし私の一票で何も変わらんやろ、いいや」とかまた思ってしまいそうになったら図書館戦争を思い出そうと思います。

 

おわり

読んでくれた方、ありがとうございました。

ぜひ図書館戦争見てください。

ギュンギュンしてください。

選挙もいこう。

図書館戦争に似てる感じまたは似てるワクワク感のある小説・ドラマ・映画があったら是非是非是非教えてください。

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おまけ

キングダム(山崎賢人の、今年の映画)見たときも思ったけど、「戦う」系ってやっぱり人間の本能にガツンと響くんだろうか。

アクションシーンとか武器とか否が応でもおお~ってなるし、ドキドキハラハラするし、血が騒ぐって言うの?

人間も結局は動物なんかなって、そんな感じです。