私が思い描いていた留学夢物語 VS リアル留学奮闘記
「え、思ってたんと違う」がありすぎる。
アメリカが悪いんじゃなくて、留学が悪いんじゃなくて、
私の頭の中にイメージしていた「留学生活」がアホすぎた。
脳内お花畑やった。とんだ勘違い。
理想と現実、綴ります。
#留学生だから自然と興味持たれる
持たれ、ない。待っとれば人が集まるなんてそんなこと、ない。
授業の初回の自己紹介で「日本から来ました交換留学生です」言う。
日本のどこから来たの?アメリカはどう?ってわやわや囲まれるみたいなハッピーな光景想像していた。
んなわけあるかー!!!
んなわけなかった。「日本から来ました交換留学生です」の後の「Oh cool!」。
以上。反応そんだけ。
留学生べつに珍しくないんやろな。違う人種がいることにも、日本と比べたら全然抵抗ないんやろな。
留学生という存在だけで興味持たれるなんてそんなん夢物語でした。
#日本大好きな人いっぱい
日本と言えば、アニメ!寿司!ラーメン!忍者!日本行きたいんだよね!!!
っていう立ち位置だと思ってた、日本。
言うなれば「ああ、日本ね、へえ」くらい。
好きとか嫌いとか以前に、日本の存在感意外とない。
授業で政治の観点からは特に思ったけど、日本かなりちゃっちい。
大国アメリカから見たら、ほんとにちゃっちい。
日本が一番、ってことはない。
だからって我が国に誇りを持ってるし、ジャパンラブなことは変わらないけど。
日本も193(?)ヵ国のうちのひとつに過ぎないんだな~
#留学生やから、わからんこと何でも教えてもらえる
初日、「あなたの部屋はここよ」って連れてってくれて、
誰もいない8人スイートにぽつん置き去り。
、、、、、、、え?
シャワーの使い方とか部屋のルールとか教えてくれるのかと思った。
まあ違う部屋の全然関係ない人やしな。しかしスイート無人なんだが。
暑くて暑くて暑いんだが。
しゃーなしRAオフィスに聞き行った。冷房はないらしい。
スイートメイトはそのうち来るかもしれないし来ないかもしれないらしい。
朝から移動に移動に移動を重ねて1日37時間あった日、
疲労を溜め込んで夜9時にやっとこさ寮まで来れた日、
うーんこういうもんか?
今思えばわからんことは自分から聞きに行かんなんし、私が何をわからんかを察してもらえるなんて空想だ。
#現地人の友達とランチ
授業で友達はまだいないので当然ランチを共にするような友達もいません。
以上
#スイートでパーティ
8人用のスイートなんじゃ。2人部屋×4やから。
なんでやと思う?住人3人だけやの。
人口密度低くて楽で2人はとってもいい人で好きなのでいいのだけど。
どのスイートも毎週金曜日はドリンクドリンク酒~!!!みたいな感じかとおもてたまじ勘違いはなはだしいわ。
#週末はお出かけ
現地人友達はまだあまりいないので、現地を紹介してもらうような予定があるはずもなく。
予定ゼロの休日も多々。ひとりでごはんたべてひとりで図書館いって勉強してひとりで外で黄昏たりしてる。haha。
結論
留学という決断をして、現地に来て、それだけで褒めたたえられて興味持ってもらえる、わけがなかった。
何もしなくても友達ができる、わけがなかった。
留学だから、海外だから、とかではなく、新しい環境に適応するスキルは場所がどこでもやることは一緒だ。(来てから気づいた)
金大に入って大学1年生になって、ホームシックと友達作りに悪戦苦闘していたあの頃とほぼ同じ感覚。
留学は新しい環境、新しい人、新学期、これほんとにまじで、
"大学1年生アゲイン"
あのときホームシック経験しといて、心の底からよかった。
一人暮らし未経験だったらって考えるだけでおそろしい。
金沢生活初めて一週間後の入学式、来てくれた父が帰るときに「たのしくない、新潟帰りたい」って泣いて爆発して、あんとき切なかったな~てお父さんに後々言われたの思い出してなんとも切ない。ああ、切ない。
大学1年生4月のつらい実穂を褒めてあげたい。
あのときの寝る前エブリデイ枕濡らしてたあなたがあったから、今のアメリカでのあなたがあるよ。
人生ってストーリーですね~~~~~。(?)
留学2か月目、友達増やします。
他人から見てキラキラかは問題じゃなくて、一見情けなくて霞んでても、自分にとってキラキラしとれば万事オッケー。
結果オーライ。
参ります。