日本語と英語のスイッチ
言語の系統的に、日本語と英語は遠いと言われる。
日本語と英語をスイッチするより、フランス語と英語とか、スペイン語と英語とか、欧米の近しい言語同士でスイッチするほうが楽なんじゃないの~と思ったりもする。
(フランス語やってたときは「英語に似てるぅ」と思ったことはほとんどない)
(ないんかい)
複数の言語を操る人は、頭の中のスイッチをオンオフしてるとよく言う。
自分の中でモードを切り替えることで「いま英語脳」「いま日本語脳」のどちらかになってると、よく言う。
私はどうだろう。
いつも「どっちか」ってことはない。
特にスイッチも意識してない。
日本人と話すときは日本語と英語が混ざってルー大柴になるときもある。
英語を話してるときも、日本語で浮かんだことを英語でどう言うのかわからなくて脳内でモヤモヤしてるときもある。
"International" をたまにインターナショナル(英語)じゃなくてアンテグナシォナル(フランス語)って読んでしまうこともある。
(なんでかわからんまじで)
自分の英語スキルは日本のパブリック英語教育(中高大)をベースに完成されているので、おそらく文法と読みが強く、しゃべる聞くが弱い。
英語を発するときは頭の中で単語と文を組み立ててから口に出す。
組み立ててからでないとこわくて口に出せないことが多い。
しかしアメリカに来て6か月余り、「組み立て」なくても口からポンッと言葉が出ることが少しずつ増えた。
「あっ今考える前に言えたやん」が増えた。
環境の助けは大きい。
嫌でもなんでも英語に囲まれ、英語話さないとやってられない環境、すなわち留学。
環境の助けは、かなり大きい。
だから、リアルライフで英語が使われている環境に身を置くことは一番効果的で手っ取り早いと思う。
日本におる間、留学生とかネイティブの先生ともっと話せばよかった。
加えて、「容赦しないで母国で使ってるような英語できてくれカモン」というスタンスが必要だった。
英語を教えに日本に来てる先生は、優しすぎる。
学校で教わるネイティブ英語はだいぶ手加減しとるのに、私はそれを「ネイティブの世界」と思い込んでいたから、こっちきてパニックパニック。
聞いてませんよこんなに早いなんて。
知りませんよスラングなんて。
ネイティブを知っている先生には、ぜひ容赦ないネイティブの世界を繰り広げていただきたい。
この記事を思いついたのは、パソコンのキーボードの英語入力と日本語入力の切り替えがめちゃムズイから!!!!!
カタカナ。カタカナよ。外来語。
英語入力だったら "freedom" って打つのに
日本語入力だったら "フリーダム"、すなわち "huri-damu" って打つ。
しゃべりの切り替えより、キーボード打つときのあっちとこっちの切り替えの方が難しいと思うわ。
最難関だわ。
スイッチ。
言語って混ざるわ。ね。
しかし私は今後いくつの言語を学ぼうと、母語は永遠に日本語だし、美しい日本語が好きです。
Thank you!