『日本と違ったシリーズ』授業中のおやつ
対面でもオンラインでも、スナック必須
私の経験上、授業中におやつを食べてはいけない。
失礼にあたるから。
行儀が悪いから。
大学1年の授業、1限だから開始前に何か食べてる人がちらほらいて、「ほら食べるのやめろ~~始めるぞ~~」毎週言われてた。
スタバのカップを机に置いて授業を受けている人がいれば、その人を「なんかチャラそう」とか思ってしまう。
何も悪いことしてないのにねその人。
小学校にいたっては何を飲んでいいかすら自由がなくて、「水筒の中身は水かお茶」だった。(不思議なルールだよ)
In アメリカ合衆国。
この国に「行儀悪い」という概念はなかなかないらしい。
誰かの話聞くときでも、静かにアーモンド食べるくらいなら納得するよ、ここアメリカだしな~って。
そんなもんじゃなかった。
授業中にポテチを食べる人、スープを食べる人、カット野菜をかじる人、壮大な咀嚼音で氷をかじる人。
まあまあ匂いすんで。音もすんで。
私はその方たちがもう気になって仕方ない。
((左前方でサラダ食べだしたぞ...!ドレッシングなかなか匂いするぞ...!))
((おっと右後方ではナチョスを取り出した...!ここで持参のワカモレ登場...!))
しかもその人たちはガンガン発言するから、「できれば食べてるの気づかれたくない」とか「お腹空いちゃって食べてるけど本当は恥ずかしい」とかいう思いはない模様。
授業がオンラインになっても、構わず食べる食べる。
わあーーー。
びっくりした。
シンプルにびっくりした。
きっとこの国の人たちは親に「お行儀悪いからやめなさい」「行儀よくしなさい」って言われないんだろうな。
日本と全然違うな。
「お行儀よくしなくてもいい世界」なんてこの世に存在するんだな。
カルチャーショックでした。
映画や舞台を見るときに「皆様やたら自由にリアクションするやん(ちょっとうるさい)」と思ったのに通ずるものがある。
「行儀いい」って、なんだろう。
郷に入ったら郷に従ってみたいタイプなので、勇気を振り絞って大教室の授業でベーグル食べたりはしてみた。
袋に入ったベーグルが限界だった。
それでも羞恥の思いに囲まれながらなんとなく急いで食べ切った。
ベーグル以上はむりだ、罪悪感と恥ずかしいに堪えられない。
だって授業中にもぐもぐ食べるんぜ?
どちらが良いとも悪いとも言いません~。
カルチャーカルチャー。
何がGOODで何がBADか、全ての根底となる価値観が違う人がいるんだな。
世界は広いなって、思ったお話でした。
日本での授業が対面に戻るときには、アメリカかぶれでコーヒー持って教室行ってしまうかもしれない。
みほりーぬ